2007年10月28日

【白衣のマーケター】院長ブログと社長ブログの違いについて

ホームページのコンテンツとして病院・クリニックのホームページで院長ブログが採用されはじめています。

企業の世界では、企業ホームページよりも社長ブログが有名なほど、元気のいい会社といわれています。

一時期のライブドア社のホリエモンのブログが好例ですね。

今でも、
サイバーエージェント社藤田晋社長の「渋谷で働く社長のアメブロ」
http://shibuya.ameblo.jp/
GMOインターネット社の熊谷正寿社長「クマガイコム」
http://www.kumagai.com/

は人気の社長ブログです。企業のイメージ発信装置として戦略的に活用されています。

院長ブログも社長ブログと同じように戦略的に活用するべきであると当ラボでは考えています。むしろ院長ブログこそ、社長ブログより戦略的に取り組むべきです。

院長ブログと社長ブログには微妙に役割の差異があります。

経営において院長は商品・サービスそのものといえるからです。

社長はシンボルにはなりえますが、商品・サービスにはなれません。ソニーの商品は薄型テレビのBRAVIAやゲーム機のPlayStation3であり、ハワード・ストリンガー会長ではないのです。

院長は違います。診療において患者と実際に接する医療サービスの源です。ある意味サービスそのものです。

マーケティングの基本に4Pがあります。製品(Product)、価格(Price)、流通(Place)、プロモーション(Promotion)のことです。
とりわけ製品(Product)は重要なのですが、院長は病院・クリニック経営において製品(Product)に位置します。

当ラボでは医療マーケティングにおける院長ブログの活用方法を研究中です。近くそのWebマーケティング・ツールを発表する予定ですので楽しみにしていてください。

次回につづく。

2007年10月21日

【白衣のマーケター】ホームページの価値のひろがり

最強のマーケティング・ツールとしてのホームページの価値は、これから何回でも訴えていきたいですが、ホームページの価値はそれだけではありません。

@リクルート・ツール
Aスタッフ労務管理・ツール
B広報・ツール

としての価値もあります。

ひとつひとつに重要な意味があるので、今後このオンライン・マガジンで個別に詳しくご説明していきます。今回は大枠だけ書きます。

@リクルート・ツール
病院・クリニックの経営理念・院長の人柄・スタッフの雰囲気・労働環境・仕事のやりがいなど、労働条件以上の情報を就職検討者に共有してもらった上で、応募を受け付けることができます。
つまりある程度応募者のスクリーニングが可能であり、自院に合ったスタッフが集まりやすくなります。
もちろん低コストの媒体価値としての価値もあります。

Aスタッフ労務管理・ツール
スタッフとのコミュニケーションがしやすくなります。普段なかなか濃密な会話ができていなくても、院長の熱い思いをスタッフに伝えることができます。
「ああ、院長はこんな方針で病院経営をしたいんだ」という気づきをスタッフに与えることができます。それだけでも価値は大きいと思います。

B広報・ツール
病院・クリニックの、ひいては院長自身のブランド構築のためのツールとなります。患者だけでなく、医療業界の様々な利害関係者に対して、院長自身の付加価値を表現・伝達することができます。

以上、マーケティング的な価値以外のホームページの価値について書いてきましたが、これら以外の価値についてもありそうなので、研究成果を今後発表していきたいと思います。

次回につづく。

2007年10月14日

【白衣のマーケター】医療広告規制とホームページ

依然として医療広告規制は厳しいですが、ホームページはその対象外となっています。
http://www.mhlw.go.jp/topics/0106/tp0604-1.html

厚生労働省の見解は、

「(患者が)意思をもってアクセスするのは(医療機関の)個人情報で、不特定多数に対する情報には当たらない。電話をかけるのと同じ」です。

はっきりいって意味不明。よくわかりません。

ベストセラー「Web進化論」の著者である梅田望夫氏が言っていますが、インターネットは「不特定多数無限大の人々」を相手にする世界です。

そうでなければネットショッピングなどBtoCの商売はできません。楽天も楽天ゴールデンイーグルスも世の中に存在しません。

厚生労働省の感覚のズレなのか、深遠な国家戦略なのか、真実は藪の中ですが、大衆感覚でいうと、摩訶不思議な方針に見えてなりません。

とはいってもこの状況は病院・クリニック経営にとっていい傾向だと思います。最強のマーケティング・ツールであるホームページに規制がかかっていないということは、実質的な医療広告規制解除に等しいからです。

大手を振って院長はホームページを使ったマーケティングを実行することにしましょう。

次回につづく。

2007年10月07日

【白衣のマーケター】ホームページ制作会社との付き合い方

ホームページ制作会社を探すときのポイントは一つです。

マーケティングができるかどうかにかかっています。

マーケティングができないホームページ制作会社に仕事を発注してしまった場合、結果は悲惨です。見栄えだけがいい、患者が集まらないホームページが納品されてしまいます。

マーケティングも得意なホームページ制作会社を紹介してほしいとよく尋ねられますが、正直いっていつも困ってしまいます。なかなかないのです。

最近ではホームページ制作会社も努力していて、SEOができる会社は増えています。しかし、根本のマーケティングがわからないので、小手先の手段に対応がとどまりがちです。

マーケティング会社が下請けでホームページ制作会社を活用している例はあるのですが、付加価値が高いのと、下請けを使っているためか、コストが高額になりがちです。

ここで営業風に、
「しかし、Dr.マーケティング・ラボでは〜」
とアピールしたいところですが、当ラボもホームページ制作のノウハウはもちあわせていません。仮にホームページ制作業を当ラボが始めるにしても、下請けを使うしかありません。

当ラボからのご提案としては、院長にWebマーケティングの知識を身につけて頂き、ホームページ制作会社を指導して、ホームページをつくってもらうパターンです。

Webマーケティングの知識は院長にとって決して無駄になりません。なぜなら院長は経営者だからです。
一方、ホームページ制作の知識は無駄になります。なぜなら院長は経営者だからです。(趣味には活かせますが)

マーケティングは経営者である院長にとって必須のマネジメントスキルなので、院長自らがマーケターとしてホームページ制作会社と付き合う覚悟を決めることをご提案します。そのための支援役が当ラボのミッションです。

近く医療機関向けのホームページ制作業に乗り出すかもしれませんが。。。

次回につづく。