2007年12月23日

【白衣のマーケター】院長の朝食はあじの干物と納豆

医療マーケティングを実行し、病院・クリニックがWebサイトを公開したとしても、頻繁にコンテンツの更新をするのはたいへんです。

しかし、少しでも更新をさぼってしまうと、常連のWeb訪問者には「前に訪問したときと内容が変わっていない」とすぐにそっぽをむかれてしまいます。

とはいいましても忙しい日々の病院・クリニックの経営活動の中で、目新しい情報が湯水のごとく溢れ出てくるわけではありません。ネタを探しにいくのも骨が折れます。

何かいい方法はないでしょうか。

当ラボでは “一写真・一行・日々更新の院長ブログ” をご提案します。簡潔でもいいので院長の全人格を毎日蓄積していくコンセプトのコンテンツです。

前にも書きましたが、院長は貴院の医療サービスの化身・象徴・実態であり、院長に関するあらゆる情報が患者の関心ごとなのです。外見・性格・年齢・性別・経歴・趣味、等々。

院長が乗っている車、ごひいきのスポーツ選手、好きな芸能人、旅行のスナップショット、かわいがっているペット、俳句、空を見上げたときにおもわず見入ってしまった雲、なんでもいいのです。

一生涯のかかりつけ医を探している患者から見ると、何もかもが全人格的な深いコミュニケーションを図るための重要なファクターといえます。

朝食の写真だけでもいいと思います。散歩のときにふと気になった花だけでもいいのです。院長の生活臭が漂い、ぐっと患者との距離が縮まるはずです。

実は “一写真・一行・日々更新の院長ブログ” はかえって手間のかからない手法なのです。

一週間おき、一か月おきにコンテンツを更新する場合、朝食の写真
だけではWeb訪問者の期待を裏切ってしまいます。単なる手抜きと思われてしまいます。

毎日更新するなら少ない情報量でも許されます。それはそういったコンセプトのコンテンツとして。

“一写真・一行・日々更新の院長ブログ”は、SEO的にもページ数が増えるので効果的です。Webサイトのボリュームが多いと検索エンジンは充実しているサイトとして高い評価を与えるからです。

心理学的な観点からも有効です。患者との接触頻度が一週間ごとの更新と比べて7倍となり、ミシガン大学のスーザン・セガート博士の実験が有名ですが、ザイオン効果といって「個体間の親密さは、接触回数、接触頻度が多ければ多いほど増す」といった人間の性質があり、患者とのコミュニケーション深化に寄与します。

Webマーケティングの世界でもザイオン効果は注目されており、定期発行のメルマガや顧客との親密度の違いによりメールの内容を変えるステップメールはその定番手法です。

是非“一写真・一行・日々更新の院長ブログ”を医療マーケティングの一環で実践し、院長ブログの更新作業を楽しくかつ効果のあるものにしてください。

次回につづく。