2008年01月27日

【白衣のマーケター】検索連動型広告の盲点

Webによる医療マーケティングにおいて最も重要なSEO・SEOですが、ついつい見落としがちな検索連動型広告にかかわる盲点があります。

貴院が東京都渋谷区で病院・クリニックを開業しているとします。
検索連動型広告で購入すべき有力なキーワードとして「地名」+「病院」がありますが、次の2組の複合キーワードは同じ検索キーワードではないのです。(完全一致検索の設定をした場合)

「渋谷」+「病院」
「病院」+「渋谷」

「渋谷」+「病院」の検索キーワードを購入したとしても、見込み患者が「病院」+「渋谷」で検索した場合、貴院のホームページへの案内は広告枠に表示されません。

このことに気づかずにいると、「病院」+「渋谷」で検索した大事な見込み患者を他の病院・クリニックに奪われてしまうことになります。

パソコン用データベースソフトの場合は(エクセルなどの表計算ソフトの場合も)、データ検索のときに検索用語の順序は関係ないので、なぜYahoo!・Googleの場合は関係あるのか疑問に思われるかもしれません。

明確な理由があります。
Yahoo!・Googleなどの検索サイトでは、検索結果の表示順位に意味があり、検索を実行した人のよりニーズに合いそうなホームページを上位に表示しようとするのです。

つまり、Yahoo!・Googleは、
・「渋谷」+「病院」で検索する人
・「病院」+「渋谷」で検索する人
は、異なるニーズをもっているものと認識しており、違う検索キーワードとして取り扱っています。人智では認識できないレベルの差異まではっきりと判定しているのです。

なぜそのような神業じみた芸当がYahoo!・Googleにはできるのでしょうか。それは気が遠くなるような膨大な試行錯誤の賜物なのです。

インターネットユーザーは、Yahoo!・Googleを使って、日々何億回・何十億回規模で検索をしていると思われます。そのたびにYahoo!・Googleは順位を気にしながら検索結果を表示し、クリックといった形でインターネットユーザーからの反応を記録しています。

クリックされたものが上位に表示されたホームページであった場合、Yahoo!・Googleは自身のロジックが正しかったと満悦し、下位であった場合は反省して、ロジックを日々進化させています。検索されるたびにYahoo!・Google成長しているのです。

Yahoo!・Googleの神業とは関係ありませんが、当ラボの2008年1月1日〜1月15日の予備調査で、
「渋谷」+「病院」
「病院」+「渋谷」
の例の場合、検索件数の差もあることが確認されました。
「渋谷」+「病院」の方が約3倍多いのです。

もちろん貴院におかれましては、Yahoo!・Googleの膨大な試行錯誤の努力といった神業付き合う必要はありません。
「渋谷」+「病院」
「病院」+「渋谷」
で検索する人のターゲットを細かく分析することはありません。

しかし、少なくとも重要な複合キーワードについては、順序を入れ替えた全てのパターンの検索キーワードを購入してください。

検索用語が3つの以上の複合キーワードの場合はパターンが多すぎて大変ですが。

以上